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十和田市現代美術館 2024年 企画展 「谷中佑輔 弔いの選択」

彫刻とパフォーマンスの領域を横断して活動するアーティスト谷中佑輔の美術館初個展
関西出身でベルリンを拠点に活動してきた谷中佑輔は、人間の身体を自律したものではなく周囲からの影響を受ける存在として捉え、環境や他者との関係性の中で身体がどのように現れうるかについて、彫刻やダンス、パフォーマンスなどの領域を横断しながら表現してきました。
美術館での初個展となる本展では、老いや病気、怪我、障害といった全ての身体が本質的にはらむ脆弱性と、それを克服しようと日々進化する医療技術が私たちに抱かせる欲望や儚い希望、また必ずしも思い通りにならない脆さを抱えながら生きることなどについて考察し、新作のインスタレーションや彫刻、映像インスタレーション、パフォーマンスを発表します。

会期・日時:2024年12月7日(土) - 2025年3月23日(日)
会場:十和田市現代美術館
開館時間:9:00 – 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始休館:12月23日―1月1日、メンテナンス休館:1月20日―24日
観覧料:一般1800円(常設展含む)、高校生以下無料
主催:十和田市現代美術館

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【ADF Web Magazine】NEUF architect(e)s × Webster & Sons × Permaconカーボンニュートラルに向けた持続可能なコンクリートブロックの革新

世界の二酸化炭素排出量の約40%を占める建築業界では、温室効果ガスの削減が喫緊の課題となっています。この大きな課題を解決するには、異なる分野の専門家が協力し、エネルギー消費を抑えた持続可能な建材の開発と、それをスムーズに導入できる施工方法を模索する必要があります。

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【ADF Web Magazine】Eco-idアーキテクツが手がけたリゾート「ウォルドーフ・アストリア・セイシェル・プラットアイランド」

現代社会における様々な「境界」の枠組みを解体し、多様性や共生の新たな価値を国内外の作家が提案する特別展「ノー・バウンダリーズ」が国立国際美術館で2025年2月22日(土)から6月1日(日)まで開催中です。本展覧会では、国立国際美術館が所蔵する20余名の国内外で活躍する現代美術作家による作品を通して、「境界」をテーマに私たちの日常や価値観がいかに形成されているのかを可視化しています。鑑賞者が既成概念を超え、多様性や共生の価値を再認識する機会を提供することを目指しています。

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21_21 DESIGN SIGHT 企画展「そのとき、どうする?展 ー防災のこれからを見渡すー」

21_21 DESIGN SIGHTで開催される企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」は、自然災害と防災について、いくつもの「問い」を会場に散りばめます。データビジュアライゼーションや防災プロダクトなどの展示を通して、未来に向けての備えを考える展覧会です。

会期:2025年7月4日(金)〜 11月3日(月・祝)
休館日:毎週火曜日(9月23日は開館)
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
特別協賛:三井不動産株式会社

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【ADF Web Magazine】サンジャイ・プリ・アーキテクツによる住宅建築「スクリーン504」

サンジャイ・プリ・アーキテクツが、インド・ラジャスタン州ウダイプールの3,690平方メートルの敷地に建つ、総建築面積20,000平方メートルの21階建て、78戸のアパートメントからなる集合住宅「スクリーン504」を手がけました。各階に4つのベッドルームとリビングスペースを備えたアパートメントが4つずつ配置され、周囲に隣接する2面を見渡すことができるように設計されています。

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【ADF Web Magazine】インテリアデザイナー マルタ・カステジャーノ・マスによる邸宅のリノベーション

インテリアデザイナーのマルタ・カステジャーノ・マスが、スペイン・ジローナ県エンポルダ地方にある1900年築の邸宅をリノベーションし、その荘厳な魅力をマキシマリズムのアプローチで蘇らせました。クラシックとラスティックな要素を融合させ、コンテンポラリーなアクセントを加えたエクレクティックなデザインが特徴となっています。

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【ADF Web Magazine】SAOTAとARRCCが手がけたマラケシュのアマン・レジデンス「Amanjena」

オリーブの木立とヤシの木が生い茂る、モロッコの伝説的なレッドシティの向こう側、ハイアトラス山脈のシルエットの中に、アマンの新しいプライベートレジデンスコレクション「Amanjena」があります。SAOTAが設計し、ARRCCがインテリアを手がけたAmanjenaは、モロッコのクラフトマンシップとアマンの洗練されたデザイン哲学が融合しています。両社はケープタウンを拠点として、現代的でありながら周囲の環境と深く結びついた空間を創造する、デザインへの配慮あるアプローチで知られています。

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New York Build Expo 2025が開催!

New York Build Expo 2025は、ニューヨークおよびトライステート地域最大の建設・デザイン展示会として、2025年3月12日〜13日にニューヨーク市のジャヴィッツ・センターで開催されます。ニューヨーク州の公式支援を受けるこのプレミアイベントは、40,000人以上の登録来場者を迎え、業界の最新技術と革新を紹介します。NPO ADF(青山デザインフォーラム)は、New York Build Expo 2025のメディアパートナーとして支援しています。

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インテリアデザイン会社GARDEがニューヨークに新ギャラリー「GoCA by Garde」をオープン

インテリアデザイン会社のGARDEは、創業40周年を記念して、ニューヨーク・チェルシー地区に新しいギャラリー「GoCA(Gallery of Contemporary Art) by Garde」を2025年1月30日(木)にオープンしました。2,400平方フィートの広さを持つ「GoCA by Garde」は、絵画や彫刻、陶芸など多様な現代アート作品を通じて、日本やアジアのアーティストをアメリカ、そして世界に向けて発信する拠点を目指しています。

Image: Yuta Okuda, "Abstract Flowers" (Silver x Colourful)

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【ADF Web Magazine】サンジャイ・プリ・アーキテクツによるパッシブ住宅「ナイン×ナイン」

3,311平方メートルの敷地の南側には、9本の既存の樹木の間を流れるようなボリュームが横切っています。そのうちの2本の樹木がオープンデッキエリアを区切り、他の樹木は住宅「ナインxナイン」のそばに佇んでいます。インドのガンディナガルにある、サンジャイ・プリ・アーキテクツによるこの住宅は、北西の角にある大きな木々の間に位置しており、門から中に入るとゆっくりとその姿が見えてきます。

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【ADF Web Magazine】「ミラノデザインウィーク2025」でバルト三国のデザインを紹介する「Tactile Baltics展」が開催

ミラノ市内の歴史的建築パラッツォ・リッタで開催される「ミラノデザインウィークMoscaPartners Variations」の一環として、バルト三国のデザインを紹介する「Tactile Baltics」展が2025年4月6日から4月13日まで開催されます。本展では、バルト地域の革新的なデザインと伝統工芸、文化的な物語性を世界の観客に伝えます。

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【ADF Web Magazine】「Cecobois Awards of Excellence 2025 」18の優れた木造プロジェクトが受賞

Cecoboisはケベック州ケベックシティのPalais Montcalmで開催された第9回Cecobois Awards of Excellence授賞式において、18の優れた木造プロジェクトを表彰しました。本アワードは商業・産業・公共・集合住宅建築における木材の利用拡大を称えるとともに、ケベック州の建築・エンジニアリング分野における革新的な技術と専門性を顕彰するものです。また、17の自治体が木材を活用した建築およびインフラ整備に取り組んだ功績を評価され、自治体プレートが授与されました。

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アートギャラリー・美術館情報 - 2025年3月おすすめ展覧会

2025年3月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどをご確認のうえ、ご来館ください。

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東京国立近代美術館 「ヒルマ・アフ・クリント展」

東京国立近代美術館では、抽象絵画の先駆者であるヒルマ・アフ・クリント(1862–1944)のアジア初となる大回顧展を開催します。スウェーデン出身のアフ・クリントは、ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンら同時代のアーティストに先駆けて抽象絵画を創案したことで、近年再評価が高まっています。彼女の残した1,000点を超える作品群は長らく一部の人々のみに知られていましたが、1980年代以降、ようやくいくつかの展覧会で紹介されるようになり、21世紀に入って以降、世界各地で大規模な展覧会が開催され続けています。特に2018年にニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された回顧展は、同館史上最多の60万人以上を動員し、その存在が世界的に広まりました。

本展では、1907年に制作された高さ3メートルを超える10点組の大作<10の最大物>をはじめ、初来日となる約140点の作品を展示。代表的作品群「神殿のための絵画」(1906–1915年)を中心に、アフ・クリントが影響を受けた同時代の神秘主義や女性運動といった思想的背景にも触れながら、彼女の画業の全貌を5章立てで紹介します。

会場: 東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー
会期: 2025年3月4日(火)〜6月15日(日)
休館日: 月曜日(ただし3月31日、5月5日は開館)、5月7日
開館時間: 10:00−17:00(金・土曜は10:00−20:00)
※入館は閉館の30分前まで

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東京アートミュージアム 「絵画のなかにいる天使をさがしながら」

東京アートミュージアムでは、2025年4月5日(土)から6月29日(日)まで、展覧会「絵画のなかにいる天使をさがしながら」を開催します。本展では、クラウス・ファイファールの作品を中心に私たちが生きる現代における天使の存在について再考する機会を提供します。

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  絵画のなかにいる天使をさがしながら 

クラウス・ファイファールの描く天使は、中空に張られたロープのうえに、慎重に左足を下ろそうとする姿で描かれています。飛ぶことを禁止されたかのように、羽根と手首とが結びつけられているためですが、その眼は遥か遠くを見通すことはできず、自身の足元に向けられています。
美術が宗教を離れて以降、天使を描く意味も変化しました。もっとも有名なのはパウル・クレーの描いた天使ですが、それはヴァルター・ベンヤミンに「歴史哲学テーゼ」を書かせ、ヴィム・ヴェンダースに映画「ベルリン・天使の詩」をつくらせることになります。ファイファールの天使も、おそらくは、クレーの天使の系譜にあるのでしょう。
しかし、それぞれの天使が伝えるものは異なります。戦争に向かう破局的状況のなかで無力さを噛みしめるベンヤミンの天使、冷戦時代のおわるときに人間社会へと降りてくるヴェンダースの天使、そして、新たな秩序のなかで未来を見通せずにとまどっているファイファールの天使。このファイファールの天使は1989年以降(ポスト冷戦時代)の世界を生きる私たちの姿とつながっているようです。競争原理がむき出しになった世界で、そこから一歩引き下がって、自分の居場所を確かめようとする姿にです。
本展の出品作品からは、共通して、そのような天使の姿を感じることができるように思われます。直接には描かれないとしても、絵画のうちにそうした天使を住まわせているように感じられるのです。それらは、私たちを超越するようにあるのでも、声高に主張を述べるのでもありません。先の見通せない時代を生きる私たちに寄り添うように、慎ましくたたずんでいるのです。
この展覧会で、絵画のなかにいる天使を探しながら、私たちの生きる時代についてもう一度考えてみませんか。
                   藤井匡(東京造形大学教授)



Klaus Pfeiffer  Roberto Matta  深尾 庄介  鬼頭 曄  白根 光夫 Jan Voss  
岸田 淳平  坂口 登  堀 浩哉  吉永 裕  菊地 敏直 Christian Rothmann 
中津川 浩章 Gastón de Gyves Klaus Killisch

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展覧会詳細

会期:2025年4月5日(土)〜6月29日(日)
開館時間:11:00〜18:30(最終入館18:00まで)
開館日:木・金・土・日曜日
休館日:月・火・水曜日
入場料:
一般:500円
大高生:400円
小中学生:300円
会場:東京アートミュージアム
主催:東京アートミュージアム
企画:一般財団法人プラザ財団

この機会にぜひ、美術館で天使たちと出会い、深い想いに触れてみてください。

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