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【ADF Web Magazine】「Imagining the Future ― 建築とデザインを通して未来を想像する」がコペンハーゲンの王立デンマーク・アカデミーで開催

未来はどのような姿をしているのだろうか。
サイエンスフィクションとしてではなく、リサーチや素材実験、そして現実社会の課題に根ざしたものとして未来を思い描いたとき——。
その問いを中心に据えるのが、コペンハーゲンの王立デンマーク・アカデミー(建築・デザイン・保存)で、2026年4月16日(木)まで開催中の展覧会「Imagining the Future ― 建築とデザインを通して未来を想像する」です。
本展は、王立デンマーク・アカデミーの研究者、教育者、学生によって制作され、一部のプロジェクトは企業や文化機関との協働によって開発されています。
展示空間の枠を超え、実社会への応用を見据えた提案である点も特徴となっています。

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【ADF Web Magazine】インテリアデザインスタジオD’Aussy Interiorsが手がけたエンポルダ地中海の静寂空間

スペイン・カタルーニャ地方で、画家サルバドール・ダリの故郷として知られるエンポルダ地方に、建築家ダミアン・リバスとD’Aussy Interiorsのクララ・ジョリー・ドーシーが手がけた新築住宅が完成しました。
自然に溶け込むように設計されたこの住宅は、バルセロナとジローナの二都市を行き来する家族のための「再接続」と「休息」の場として機能しています。
本プロジェクトでは、建築とインテリアが有機的に連携し、土地の素材や職人技を活かしたミニマルで温かみのある地中海スタイルを体現しています。

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【ADF Web Magazine】レッテルの先へ:本当に機能するフリーアドレス・オフィス

建築家・リサーチャーのマッテオ・ベルフィオーレによる本記事は、「フリーアドレス・オフィス」が本当に機能しているのか疑問を抱いている建築家、デザイナー、経営者の方々にぜひ読んでいただきたい内容です。ベルフィオーレは、空間デザインだけでは働き方は変わらないという本質を、秀光 川崎本社の事例を通して丁寧に示しています。デジタル化、明確なルール、そしてリーダーシップが空間と一体となって機能してこそ、柔軟な働き方は成立します。本記事は、表層的な「柔軟性」にとどまることなく、ポストコロナ時代における持続可能なオフィスの在り方を、静かで説得力のある視点から提示しています。

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【ADF Web Magazine】Studio Link-Arcが手がけた中国・順徳の湿地ミュージアム「Shunde Yunlu Wetland Museum」

Studio Link-Arcが手がけた中国・順徳にある湿地ミュージアム「Shunde Yunlu Wetland Museum」は、2万5千羽のシラサギが生息する生態島に隣接し、雲露湿地公園内に位置しています。施設はバードウォッチングタワーと博物館の機能を兼ね備えており、湿地環境への理解を深めながら、野生生物の姿を間近に捉えられる体験型の場として設計されています。

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東京都現代美術館 「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」

宇宙や量子などのサイエンス領域とアートのコラボレーションを通して、「世界の成り立ち」や「見えない世界」について考える企画展です。科学者による宇宙研究と、アーティストによる宇宙をテーマとした作品群に加え、国産の「量子コンピュータ」による初のアート作品など、「時と空間」が不思議なふるまいを見せる「量子」の領域に取り組む新たな表現の可能性を紹介します。リアルなインスタレーションに加え、XR展示やメタバース上での展開など多層的な展示構成のほか、研究者とアーティストが語り合う会期中のイベントも見どころです。

会期:2026年1月31日(土)〜5月6日(水・振休)
場所:東京都現代美術館 企画展示室B2F、ホワイエ他
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(2月23日、5月4日は開館)、2月24日
料金:一般1,800円/大学生・専門学校生・65歳以上1,260円/中高生720円/小学生以下無料
URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mission-infinity/

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NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 企画展「知覚の大霊廟をめざして――三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」

メディア・アートの先駆者のひとりである三上晴子の没後10年に、インタラクティヴ・インスタレーション作品を紹介する展覧会が開催されます。修復後初公開となる《欲望のコード》や、ICCの無響室設置の契機となった《存在、皮膜、分断された身体》の修復の取り組みなど、1990年代後半以降の代表作を通して、知覚と世界の関係を問い直す三上の芸術を再考します。

会期:2025年12月13日(土)〜2026年3月8日(日)
場所:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ギャラリーA、B
URL:https://www.ntticc.or.jp/

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美術館「えき」KYOTO 展覧会「レオ・レオーニと仲間たち」

『スイミー』や『あおくんときいろちゃん』で知られるレオ・レオーニの多彩な創作を紹介する展覧会が開催されます。絵画やデザイン、絵本など幅広い分野で活躍したレオーニの歩みをたどりつつ、交流のあったブルーノ・ムナーリら“仲間たち”の作品も展示。30年以上にわたる絵本制作の軌跡も紹介され、多様な技法や表現を一度に楽しめる内容です。レオーニの世界観に触れられる貴重な機会となっています。


会期:2025年11月22日(土)〜12月25日(木)
場所:美術館「えき」KYOTO
開館時間:10:00〜19:30(入館は閉館30分前まで)
休館日:会期中無休
料金:一般1,100(900)円/高・大学生900(700)円/小・中学生500(300)円
URL:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

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【ADF Web Magazine】Atelier L’Abriが手がけた産業建築から生まれ変わったギャラリー「FOIL Gallery」

カナダ・モントリオールのマイルエックス地区に、築100年の工場を再生した「FOIL Gallery」が誕生しました。アーティストのFvckrenderとBaeigeが設立したこの新拠点は、アートギャラリーとカフェを融合したハイブリッド空間で、地域コミュニティに開かれた文化発信の場として注目を集めています。建築設計を手がけたのはAtelier L’Abriで、長く空き区画だった産業建築を、歴史的価値を損なうことなく現代的にアップデートしています。

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【ADF Web Magazine】国際的プラットフォーム「International Design」がデジタル × フィジカルの新しい収集体験を提案

デザインマイアミ/アート・バーゼルの開催にあわせて、国際的な新プラットフォーム「International Design(インターナショナル・デザイン)」が、2025年12月3日18時(CET)にローンチされます。フィレンツェとパリを拠点に設立された本プロジェクトは、コレクティブルデザインと現代アート、ラグジュアリー文化を横断する、デジタルとフィジカルのエコシステムとして始動します。収集・発見・体験のすべてのプロセスにおいて、新たな基準を提示することを目指しています。

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水戸芸術館現代美術ギャラリー 企画展「飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」

飯川雄大は、時間の相対性や知覚のゆらぎに着目し、人々の認識の不確かさや見過ごされがちな存在に目を向ける作品を制作してきました。本展では、これまでの実践を包括的に紹介するとともに、情報の曖昧さや感覚の不完全さを新たな可能性として捉えた新作インスタレーションが登場します。観客の振る舞いによって立ち上がる光景は、時を忘れて遊ぶ体験を呼び起こし、日常とは異なる風景に出会う瞬間について考える機会となるでしょう。

会期:2026年2月28日(土)〜5月6日(水・振)
場所:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開場時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日 ※5月4日(月・祝)は開館
料金:一般900円、団体(20名以上)700円/高校生以下・70歳以上・障害者手帳等をお持ちの方と付き添い1名無料

画像:飯川雄大《デコレータークラブ―配置・調整・周遊》2020年、「ヨコハマトリエンナーレ 2020」(PLOT48)での展示風景、
 Photo: Takehiro Iikawa, courtesy of the artist
URL:https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5360.html

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アートギャラリー・美術館情報 - 2025年12月おすすめ展覧会

2025年12月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどをご確認のうえ、ご来館ください。

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【ADF Web Magazine】インタビュー:和紙の繊細さと力強さに想いをのせて カナダ大使館高円宮記念ギャラリー「根気と継続」アレクサ・クミコ・ハタナカ

和紙で作られた衣服や彫刻、テキスタイルが、まるで星座のようにギャラリー空間に広がり、壮大なインスタレーションとして来場者を包み込む…… アーティスト、アレクサ・クミコ・ハタナカ氏とジョニー・ニエム氏による展覧会「根気と継続」が2026年1月15日(木)までカナダ大使館高円宮記念ギャラリーで開催中です。日系カナダ人のクィア・アーティストで、双極症を抱えながら創作を続けるハタナカ氏に、ADF(NPO青山デザインフォーラム)が創作の背景や障害に対しての考えについてお話を伺いました。

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【ADF Web Magazine】Wedgeが3Dプリント × 砂の彫刻家具コレクション「Epoch [I] & [II]」をロンドンで発表

ロンドンを拠点とする新進スタジオWedgeが、デビュー作となる家具コレクション「Epoch [I] & [II]」を発表した作品について述べた文章を、以下の形式で整形します。

ロンドンを拠点とする新進スタジオWedgeが、デビュー作となる家具コレクション「Epoch [I] & [II]」を発表しました。本作は、素材知性と演算的クラフト、そしてアルゴリズムが生む不完全性への探求を彫刻的に昇華したシリーズであり、ロンドン・デザイン・フェスティバルでの発表を通じて注目を集めました。3Dプリントによる砂と金属の融合によって、精密でありながらも石のような触覚性を持つ仕上がりが特徴です。

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秋の京都、世界遺産・二条城で伝統と光が織りなす“観月”の夜秋の体感型アート展『NAKED meets 二条城 2025 観月』開催決定

株式会社ネイキッド(NAKED, INC./代表:村松亮太郎)は、世界遺産・二条城(京都市中京区)にて「NAKED meets 二条城 2025 観月」を開催します。江戸時代、二条城の人々が愛でた月の風雅を、光と伝統文化の融合によって現代に蘇らせる、秋ならではの夜間限定アート展です。

時を超えて継がれる観月の美―二条城に息づく歴史と観月の文化を現代に
二条城は、京都御所の守護と将軍上洛時の宿泊のために築かれ、庭園や障壁画に象徴される華やかな文化の舞台でした。そこで育まれたのは、月を眺めながら茶を嗜み、和歌を詠み、能や華道を楽しむといった日本独自の観月の風雅。本イベントでは、その歴史を受け継ぎ、プロジェクションマッピングやライトアップといったデジタルアートを通じて、往時の風雅を新たな形で体感することができます。

会場元離宮二条城(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541)
開催期間2025年10月31日(金)〜12月7日(日)
開催時間18:00〜22:00(最終入場 21:00/本丸エリア最終入場 21:15)

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六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠

いま、現代アートからみる日本とは 
「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、2004年以来、共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展です。第8回目となる今回は、森美術館のキュレーターに加えて国際的に活躍するアジアのゲストキュレーター2名を迎え、「時間」をテーマに、国籍を問わず日本で活動する、もしくは日本にルーツがあり海外で活動するアーティスト全21組を紹介します。

出展作品には、絵画、彫刻、映像はもとより、工芸、手芸やZINE(ジン)、さらにはコミュニティプロジェクトも含まれます。建築、デザインの領域を越え、国際的に高い注目を集めるA.A.Murakamiの没入型インスタレーション。海外のメゾンとのコラボレーションでも話題の桑田卓郎の圧倒的な造形美を放つ色彩鮮やかな大型の陶芸作品。自身の声や環境音を用いて作品を制作し、舞台作品なども手掛ける細井美裕の新作サウンド・ピース。近年、国内外で高い評価を得ている沖潤子の、繊細な手仕事から生み出される抽象画のような刺繍作品など、100点を超える多様で多彩な表現が一堂に会します。

本展の副題「時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が示すのは時間の貴さと儚さ。各作品に現れるさまざまな時間の交差をとおして、日本のアートを多角的に見つめ直します。


会期:2025年12月3日(水)ー2026年3月29日(日)
場所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間:10:00〜22:00
(火曜日のみ17:00まで、入館は閉館30分前まで ※ただし、12月8日(月)は17:00まで、12月30日(火)は22:00まで)
休館日:会期中無休
料金:一般 2,000円(平日オンライン1,800円)ほか
画像クレジット:和田礼治郎
《MITTAG》
2025 年
ガラス、真鍮、ブロンズ、ブランデー
フレーム:150×150×46 cm、土台:88.3×77.6×73.7 cm
展示風景:「六本木クロッシング 2025 展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」森美術館(東京)2025-2026 年
制作協力:SCAI THE BATHHOUSE, Tokyo
撮影:竹久直樹

Wada Reijiro
MITTAG
2025
Glass, brass, bronze, and brandy
Frame: 150 x 150 x 46 cm, base: 88.3 x 77.6 x 73.7 cm
Installation view: Roppongi Crossing 2025: What Passes Is Time. We Are Eternal., Mori Art Museum, Tokyo, 2025-2026
Production support: SCAI THE BATHHOUSE, Tokyo
Photo: Takehisa Naoki

URL:https://www.mori.art.museum/

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