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京都国立近代美術館「開館60周年記念 小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」

2024年1月6日(土)〜3月10日(日)の期間、京都国立近代美術館にて「開館60周年記念 小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」が開催されます。
日本におけるこの領域のパイオニアである小林正和(1944 – 2004)は、京都市立美術大学(後の京都市立芸術大学)で漆工を学んだものの、川島織物在職時の「1本の糸との出会い」を起点に、糸を「垂らし」「張り」「緩め」集積させた立体造形作品を発表します。そして第6回国際タペストリー・ビエンナーレへの入選を皮切りに、国際テキスタイル・トリエンナーレ(ウッヂ、ポーランド)や国際テキスタイルコンペティション(京都)などでの活躍を通して、国際的に高く評価されるようになりました。糸を含む「ファイバーは人間と密接に結びついている」と考える小林の作品は、常に空間と関係を切り結ぶことを志向し、最終的には戸外でのインスタレーションへと展開していきます。
2024年に生誕80年・没後20年をむかえる小林正和の初めての回顧展として開催される本展では、小林の代表作や関連資料約80点に、彼と歩みをともにした作家たちの作品を加えた約100点を紹介します。

会期:2024年1月6日(土)〜3月10日(日)
開館時間:午前10時〜午後6時 金曜日は午後8時まで開館
     *入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし1月8日(月・祝)、2月12日(月・祝)は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)
観覧料など詳しくは下記の「詳しく読む」よりご覧ください(HPへジャンプします)

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水戸芸術館 企画展「須藤玲子:NUNOの布づくり」

水戸芸術館現代美術ギャラリーでは、2024年2月17日(土)から企画展「須藤玲子:NUNOの布づくり」が開催されます。テキスタイルデザイナー須藤玲子とNUNOの活動を包括的に伝える大規模個展です。須藤氏は日本の伝統的な染織技術と現代の先端技術を組み合わせ、従来にない素材をテキスタイルに取り入れ、また産業の持続可能性にも目を向けるなど、テキスタイルデザインの分野において、NUNOは世界の第一線を走り続けてきました。本展では、日本各地の職人、工場との協働作業や、素材の可能性を広げるその取り組みについて、普段は見ることのできない布づくりの舞台裏を豊富な資料やマルチメディア・インスタレーションで展観します。NUNOの活動を包括的に伝える展示内容に加え、水戸芸術館の空間を活かした大型インスタレーションを展開し、見る人の楽しい気持ちや好奇心をくすぐる、テキスタイルのもつ多彩な可能性に注目します。
本展「須藤玲子:NUNOの布づくり」は、2019年に香港のCHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)で企画・開催され、その後ヨーロッパ各地を巡回しました。日本国内では丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に次いで、須藤とゆかりのある茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーへと巡回します。

【展覧会概要】
展覧会名:須藤玲子:NUNOの布づくり
会  期:2024年2月17日(土)〜5月6日(月・振休)
開場時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
会  場:水戸芸術館現代美術ギャラリー、広場

画像:須藤玲子&アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2008/2019(部分)
展示風景:「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong、2019-2020
©CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile) Hong Kong

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「第 14 回世界ポスタートリエンナーレトヤマ 2024」公募中!

富山県美術館では、来年展覧会を開催する「第 14 回世界ポスタートリエンナーレトヤマ 2024」の公募を受付中です(1月16日(火)まで)。
本展覧会は、世界のポスターデザインの現況と成果を概観するため、作品を国際的に公募・選抜して展示公開する、日本で唯一の国際公募によるポスター展です。1985 年の第1回公募から、トリエンナーレ(3年に一度開催)としての歴史を重ねて、今回は第 14 回を迎えます。
毎回、世界約 50 の国と地域から、3,000〜4,000 点もの優れたポスター作品が寄せられるなど、最高水準の公募展として世界屈指のポスター展として知られています。今回の第 14 回展では、主軸である紙媒体でのポスター募集とともに、第 12 回展から若手対象として新設、第 13 回展からは学生であれば年齢不問に拡大した、デジタルデータ応募「U30+Student 部門」を継続します。

公募について
募集要項(2023年11月30日更新)
開催概要
A.B部門エントリーフォーム
U30+Student部門エントリーフォーム

「第 14 回世界ポスタートリエンナーレトヤマ 2024」について
開催期間(予定) 2024 年(令和6年)10 月 12 日(土)〜12 月 15 日(日)(会期調整中)
※受賞式、開会式は一般開会前日の 10 月 11 日(金)予定。
会 場:富山県美術館 展示室2、3、4
主 催:富山県美術館

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有楽町駅前にて「都市にひそむミエナイモノ展」開幕!12月15日(金)より

東京都は「都市にひそむミエナイモノ展 Invisibles in the Neo City」を SusHi Tech Square 1FSpace(有楽町駅前)にて開催いたします。〈会期:2023 年 12 月 15 日 (金)〜2024 年 3 月 10 日(日)〉メディアアートを鑑賞・体験することで、未来の東京についてみんなで考えるきっかけをつくることがこの展示シリーズを通じた目的です。今年 8 月〜11 月に開催し好評を博した第 1 期「わたしのからだは心になる?」展では私たちにとって最も身近な「身体」をテーマにしましたが、第 2 期では「都市」をテーマに、より「体験」していただける展示を展開します。
開催概要
名  称:「都市にひそむミエナイモノ展 Invisibles in the Neo City」
会  期:2023年12月15日(金)〜2024年3月10日(日)
休 業 日:月曜日(ただし1月8日、2月12日は開場)、1月9日、1月24日、2月13日、
     年末年始(12月29日〜1月3日)
開場時間:平日 11:00〜21:00(最終入場20:30)/土休日 10:00〜19:00(最終入場18:30)
入場料金:無料
会  場:SusHi Tech Square 1階 
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3(東京交通会館向かい)

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「踏み出すデザインのちから」 グッドデザイン賞企画展開催

公益財団法人日本デザイン振興会は、2023年度グッドデザイン大賞候補(ファイナリスト)を紹介する企画展「踏み出すデザインのちから グッドデザイン賞 2023ファイナリスト展」を2024年1月7日(日)から開催します。

本年11月に決定されたグッドデザイン大賞の候補となった5件のデザインは、それぞれ異なる分野のデザインですが、それらをトータルで見渡すと、これからの社会でデザインが目指す方向や、いまの時代におけるデザインの一つの到達点といえる大きなポテンシャルを持っています。
それは、デザインという手法を用いて社会の課題やテーマに向き合い、応えていこうとする意思の表れであり、これから先のより良い未来へ向けて前に進もうとするちからです。
この企画展では、デザインの分野や表現の違いを超えて最新のグッドデザイン賞ファイナリストに集約された、「現状から踏み出して行くデザインのちから」をお伝えします。

展示詳細
「踏み出すデザインのちから」
グッドデザイン賞企画展開催のご案内
ー最新「グッドデザイン賞ファイナリスト」から見えるデザインの可能性ー

会期:2024年1月7日(日)〜1月30日(火)
会場:GOOD DESIGN Marunouchi
会期中無休/入場無料
▼GOOD DESIGN Marunouchi https://marunouchi.g-mark.org/

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【ADF Web Magazine】建築スタジオ ピエトリ・アーキテクツによる地中海への開かれた扉「ラ・ポルト・ブルー」

ピエトリ・アーキテクツが手掛けたフランス・マルセイユの観光住宅兼宿泊施設「ラ・ポルト・ブルー」はZACユーロメディテラネの全体的な開発事業の中心にあります。4つの異なる建物(オフィス、住宅、店舗)からなる不動産の一部で、港、道路、都市をつなぐ場所であり、マルセイユの玄関口のひとつを体現しています。塔のファサードを構成する414の白いコンクリートの丸天井は、樹木のようなデザインを与え、繊細な建築詩の中で地中海への眺望を開いています。

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【ADF Web Magazine】インダストリー・オブ・オール・ネイションズが砂漠に溶け込む木造隠れ家を完成

持続可能な生産に取り組む研究・設計・開発事務所であるインダストリー・オブ・オール・ネイションズ(IOAN)が、カリフォルニア州ジョシュア・ツリー国立公園を背景に、モハーヴェ砂漠の荒々しい自然景観に溶け込んだモダンな木造パビリオン「ザ・ランディング・ハウス」を設計・製作しました。

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アートギャラリー・美術館情報 - 2023年12月おすすめ展覧会

2023年12月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。

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麻布台ヒルズギャラリー開館記念「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」が開催

麻布台ヒルズギャラリー」は、2023年11月24日(金)から2024年3月31日(日)まで、開館記念展「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」を開催します。オラファー・エリアソンは、ジャンルを横断する多様な作品だけでなく、環境問題などの社会的課題への積極的な取り組みでも世界的に注目されているアーティスト。大型インスタレーションをはじめとするエリアソンの作品は、自然現象や、その要素である色や光、動きが導く知覚体験を通して、世界の在り方や自然との関係性についての新たな解釈を観る者に促します。

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SOMPO美術館 「ゴッホと静物画展―伝統から革新へ」

SOMPO美術館では、2023年10月17日(火)から24年1月21日(日)まで「ゴッホと静物画―伝統と革新へ」を開催します。フィンセント・ファン・ゴッホは何を学び、何を伝えたのか……本展覧会は、17世紀から20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れのなかにゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。また、本展覧会では「ひまわり」にも焦点をあて、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品もご紹介します。

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十和田市現代美術館 企画展 「荒木悠 LONELY PLANETS」

十和田市現代美術館では、2023 年 12 月 9 日(土)―2024 年 3 月 31 日(日)まで、映像作家・荒木悠の美術館での初個展「LONELY PLANETS」を開催します。日本とアメリカを行き来しながら育った荒木悠は、各地の様々な言語・文化間で起こる誤訳や誤解、オリジナルと複製の関係、それらが表出させる権力構造を、ドキュメンタリー、アニメーションなどの映画や映像作品で、時にユーモラスに表現してきました。本展のタイトルは、世界的なシェアを誇る老舗旅行ガイドブック「ロンリープラネット」の名前が、ある歌詞の聞き間違いから生まれたことに親近感を覚えた荒木によってつけられました。そこには、青森を旅するように訪ね歩き、本展に登場する人々・風景・モチーフと偶然遭遇した作家の心境が重ねられています。本展ではこれまでのリサーチを経て、作家のテーマを展開した新作の映像作品4点と過去作品3点(予定)を公開します。異なる軌道を描く惑星のように独立した作品の数々は、真冬の十和田で偶発的に接近しあい、一つの天体を展示室に生み出します。

展覧会名:荒木悠 LONELYPLANETS
会期:2023年12月9日(土)‒2024年3月31日(日)
開館時間:9:00-17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
※その他の休館日、臨時開館日などの情報はwebサイトにてご確認ください
会場:十和田市現代美術館
観覧料:一般1800円(常設展含む)高校生以下無料。

画像:「荒木悠 LONELY PLANETS」メインビジュアル

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【ADF Web Magazine】金沢21世紀美術館主催シンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が開催

金沢21世紀美術館主催のシンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が2023年12月17日(日)に金沢市文化ホールで開催されます。ポストコロナ時代の新たなエコロジーの思想とは?それにアートはどう応答していくのか。新たなエコロジー思想の提唱者として知られる哲学者ティモシー・モートンを招聘し考えます。

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【ADF Web Magazine】ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル2023 国際建築アワード2日目の受賞者発表

シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催中のワールド・アーキテクチャー・フェスティバル(WAF)2日目のライブ・プレゼンテーションでは、世界中から数百の候補プロジェクトが発表されました。世界最大の国際建築ライブ審査イベントの部門賞受賞者には、オーストラリアから6件、イランとイギリスからそれぞれ4件が選ばれました。

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ポーラ美術館「モダン・タイムス・イン・パリ 1925−機械時代のアートとデザイン」展

ポーラ美術館では、2023 年 12 月 16 日(土)より「モダン・タイムス・イン・パリ 1925−機械時代のアートとデザイン」を開催します。本展覧会は、1920ー1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。
日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、東京を中心に急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、世界は戦間期における繁栄と閉塞を経験し、機械や合理性をめぐる人々の価値観が変化していきました。
コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が人々の生活を大きく変えようとする現代において、本展覧会は約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかけます。

会期:2023 年 12 月16日(土)―2024年5月19日(日)
会場:ポーラ美術館 展示室 1、2
(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

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【ADF Web Magazine】建築設計事務所aoeが中国・三亜の深海博物館とスポーツセンターを設計

緑豊かな市民公園を兼ねた階段状の波型の屋根が特徴の建物のデザインは、中国・三亜の建築設計事務所aoeが担当しました。屋上緑化は、来場者が楽しめる魅力的な公共空間を提供すると同時に、都市のヒートアイランド現象の緩和、エネルギー消費の削減、空気の質の向上にも貢献。また、屋上テラスの市民公園は、海の波をイメージしてレベルや傾斜を変えてデザインされました。

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