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パリ 学校&駅 デザイン情報

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2024年6月、パリ9区のモンマルトル大通りにヴァンクリーフ&アーペルが支援するジュエリーと宝飾芸術の学校「L’École」が開校した。館内には学校の教室、講堂、ワークショップスペースの他に、一般の人が無料でアクセスできる(要予約)広い展示スペースや3000種類以上のジュエリーに特化した書籍を集めた書店が内蔵する。歴史とモダンが調和した美しい空間が誕生した。
パリ2024オリンピックを1か月後に控えた2024年6月、オルリー空港に地下鉄14番線のAéroport d’Orly駅がオープンした。Aéroport d’Orly駅は、空港や美術館、オペラ座など多用途な公共空間を専門とするFrançois Tamisier氏が建築設計を担当し、ポルトガルのアーティストAlexandre Farto氏のフレスコ画をはじめ多くのアート作品が取り入れられている。

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ベルリン 居酒屋カフェ&バー&イベントスペース デザイン情報

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ベルリンで人気の和風カフェ「House of Small Wonder」が今夏から、夜は日本の居酒屋料理をアレンジしたIzakaya「Candyman」として、営業を開始した。インテリアは、細部に至るまでオーナー本人が手掛けている。奥の高い天井のホールには、天井に広がるように木を模したオブジェを置き、床を高くし照明も重心を下にすることで、ミュージアムのような白く巨大な空間を居心地のよい場所に変えた。
世界で最高のライ・ウイスキーを受賞したこともある「Stork Club Destillerie」。自分たちのプロダクトをプレゼンテーションする場として「HOUSE OF RYE」を作った。配管が剥き出しになったインダストリアルインテリアと、洗練されたバーの雰囲気両方にマッチしたものとなっている。奥の倉庫には様々な樽を壁に沿って三方に並べてあり、今後は試飲会などのイベントも開催していく予定だそうだ。

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韓国 フラグシップストア&リテールショップ デザイン情報

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Pyunkangの韓医院の50年の哲学と価値を受け継いでいる韓方(ハンバン)スキンケアブランドPyunkang Yulがオープン。韓屋の静かな雰囲気が感じられるフラッグシップストアは地下1階〜地上3階で構成されている。刺激がなく、肌が安らかに呼吸できるよう願う気持ちで作られたPyunkang Yulのスキンケア製品。込められたその思いは空間からも温かく伝わってくる。
2018年、Naverのスマートストアで始まったファッションブランドWOOALONG。売り場の中心で巨大なオブジェが存在感を放つこの空間では、販売する商品である衣類は空間の側面に展示されている。衣類売り場としては大胆なレイアウトが目を引く。鏡に埋め込まれたディスプレイにはWOOALONGの今年のスタイルを盛り込んだ映像が映し出されている。

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ベルリン フラグシップストア&ホテル デザイン情報

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ブルータリズム建築を思わせるインダストリアルな素材使いで知られるインテリアデザインスタジオ「VAUST Studio」。彼らの最新作はベルリン発のファッションメディア「Highsnobiety」が展開する旗艦店だ。全体的な色のトーンはインダストリアルな素材本来の、グレーやベージュ。ごつごつと無骨な触感の素材の中に磨いたステンレス板や金属の管を使った家具を効果的に配置して、リズムをつけた。
改修工事が進んでいるテーマパークの跡地の一角にレストランカフェ「Ei-12437-B」が誕生し人気を博している。独特の赤煉瓦が印象的なの建物は文化財保護下にあり、修復には制約が多い。壁に貼られた板の色まで決まっていて、絵を掛けることも許されていない。座席の配置まで制約がある中、食器やテーブルの上のランプといった小物を使って、少しずつオーナーのテイストを取り入れている。

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NYC リテールストア デザイン情報

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本職のカメラマンはもちろん熱烈な素人愛好家やコレクターも多い高級カメラ、ライカ。初代モデルが制作されてから100年近い年月が経過し、素材がフィルムからデジタルの時代に移行しても尚高い人気と特別な地位を保つ同ブランドの待望の旗艦店がミートマーケット地区にオープンした。1階のサロンエリアでは、ライカのカメラ、レンズ、スポーツオプティクス、ライカウォッチを含むアクセサリー類、最新商品ライカCine 1 Laser TVなどを展示販売。サロンの隣のギャラリーには、著名、新進気鋭の写真家による購入可能な作品を展示販売している。2階のロフトにはライブラリーがあり、アメリカ人写真家トッド・ヒド氏のキュレーションによるファインアート、写真関連の書籍を販売。カメラを試し撮りできる特設スタジオや、フォトグラファー仲間たちの交流の場としてくつろげるラウンジなど、商品以外にも楽しめる仕掛けが充実している。

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韓国 カフェ デザイン情報

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ビルの中にある「EERO」は庭園をモチーフにしたカフェ空間で、忙しい日常をリフレッシュする時間をオリジナルのメニューと共に提供する。空間の隅々には店のコンセプトにもなっているヘチ(韓国で言い伝えられている善悪を裁く伝説上の生き物で、災いを追い払う力も持つという)が配され客を迎える。暗がりと自然の採光が共存するこの場所で、顧客は心身の安定を感じることができる。
コンセプト感に優れたカフェInfilmはA棟、B棟、C棟の3つの区域に分けられており、ランドマークのエピソードはA棟から始まる。Infilmはランドマークを待ち合わせの場所として定義し、ここに「出会いと別れ」というコンセプトを付け加えた。人々が会って別れる場面を想定し、あちこちに通路を通している。床に色の違う大理石を交差させて横断歩道を演出し、水の空間にはここを横切る橋を置いた。

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ベルリン ホテル デザイン情報

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ロンドン発のホテルチェーン「The Hoxton」がベルリンのCharlottenburg地区に進出した。ベルリンが最も華やかだった1920年代をイメージし、アール・デコとアール・ヌーヴォーの要素を取り入れたインテリアが特徴。客室は隣接するアパートからインスピレーションを得てシックな印象に。落ち着いた濃色のヘリンボーンフローリングに、壁はグリーングレーで統一した空間が広がる。
同じく「The Hoxton」がウィーンにもオープンした。高級エリア1区に1950年代に建てられた商工会議所ビルを生かして改装した物件。ミッドセンチュリーとウィーン工房(Wiener Werkstätte)にインスパイアされたデザインを散りばめた、この街らしいホテルに仕上がった。客室のカーテンやクッションなどのファブリックにはウィーン工房を思わせる模様を取り入れ、家具は1950年代風で統一している。

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タイ ホテル デザイン情報

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Sombat Sangratkanchanasinによって設立されたフワイクワーン区のMeStyle Museum Hotelは、博物館とホテルのユニークな融合であり、創設者の豊富なコレクションと活気ある体験への情熱を紹介している。ささやかな始まりにもかかわらず、Sombat氏の揺るぎない決意は彼を成功へと導き、何もない土地を、旅行とコレクションへの愛情を反映し、活気に満ちた色彩豊かなホテルへと変貌させた。このホテルは、地元のアーティストとのコラボレーションによる厳選されたコレクションが特徴で、ゲストに宿泊施設以上のものを提供し、食事やイベント、コミュニティの集いなどの場を提供している。

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NYC ホテル デザイン情報

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1907 年に建てられた、イタリア・ルネッサンス式の石灰岩とレンガ造りの5階建ての建物を丁寧に増築、リノベーションしたラグジュアリーホテルThe Fifth Avenue Hotel。社交界の名士で伝説的なソーシャライトと言われたCharlotte Goodridgeの財産の一部だったというビルのヒストリーに寄せて、グラマラスな1920年代、ゴールデンエイジ風のデザインをテーマにした内装が特徴となっている。モロッコやラジャスタンなどの要素を加え、エキゾチックでロマンティックな旅情を掻き立てる、巧みなテイストの折衷を具現化。1階のレストランAndrew Carmellinはアールデコ調のインテリアと、オペラハウスのようなバルコニー席が特別なダイニング体験を約束する。

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韓国 リテールショップ デザイン情報

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ミニマルながらもリラックスしたムードが特徴の衣類ブランド「Coor」。旗艦店のCoor Seongsu Flagship Storeが昨年オープンした。1-4階とフロア数が多く構成されている内装は、建物本来の素材であるコンクリートを剥き出しの仕上げ材とすることで統一感を持たせながら素材の味を引き立てる。エントランスを抜けると目を引く大きな窓など、視覚的に伝える要素を取り入れ顧客体験の向上を目指した。
自然派のヘアセラピーを提案するヘアケア専門ブランド「LADOR」。初の旗艦店であるLADOR Seongsuではブランドの世界観が盛り込まれた空間でここにしかない体験を堪能できる。空間全体に採用された空色のバスキューブタイルは外部と内部をつなぐ役割をも果たしている。ブランド一押しの香りが詰まったディスプレイのバブルバスでは製品を五感で体験できる空間として計画されている。

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NYC リテールショップ デザイン情報

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アウトドア用のクーラーボックスと関連アクセサリーを製造販売するブランドYETI(イエティ)が同ブランド初となるニューヨーク旗艦店をオープン。クーラーボックスやクーラーバッグは、激流下りなどのハードなアクティビティに耐えられる素材や構造をもつ本格派。アイコニックでスタイリッシュなデザインもともなって、ニューヨークやロサンゼルスなどの都市部に住むおしゃれな人々にも浸透し、ファンの裾野を広げ注目のブランドだ。都市型生活を送る人々へブランドの真価を訴求することを目指しており、アウトドアギアの説明を行うアンバサダーを配置している。また、人気の高いタンブラーやウォーターボトルのカスタマイズが可能なコーナーを広く取っているなどフラッグシップ店ならではの要素も見逃せない。同ブランドのすべてのラインアップが揃う初のストアであることも注目されている。

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ベルリン フラッグシップストア&エキシビション デザイン情報

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スイス発の高機能ランニングシューズブランド「On」が、ドイツ初となるフラッグシップストアをベルリンにオープン。内装はスポーツ施設で見かける金網や、更衣室のようなハンガーラック。壁一面を覆う棚は金属製のシューズボックスを積み重ねた形のインテリアだ。地下1階へと続く階段は、1階からの光を取り入れるスペースにもなっており、コンパクトな空間ながらスペースを工夫し作られている。
2000年代からベルリンのアート&デザインシーンを牽引するファッション・コンセプト・ストア「Andreas Murkudis」。アート作品とともにファッションや繊細なハンドクラフトを展示する「77」では、ベルリン在住の画家Bernhard Martinの展覧会を開催。ファッションストアで展示されることを考え、ネクタイやブーツ、チーズやりんごといった日常にあるビジュアルイメージを取り入れている。

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パリ ホテル&リテールショップ デザイン情報

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日本の伝統美術の影響を受けたホテルHanaがオープン。内装デザインを担当したのはLaura Gonzalez氏。これまでの豪華絢爛なスタイルと対角にある侘び寂びに代表される日本の美を表現するとあって注目を集めた。26の客室とスイートルームの壁面には落ち着いた色調のイロコ材とわらの壁紙が用いられ、アールデコを彷彿させる幾何学模様の漆塗り家具で彩られている。
パリ左岸の7区にオープンしたSaint Laurentの初となる書店Saint Laurent Babylone。店内の中央の什器には、かつてメゾンのファッションショーの曲を担当したSerge Gainsbourg氏のペンや灰皿、手書きの楽譜などが飾られている。書店、アートギャラリー、レコード店を兼ねたこの新しいハイブリッドスポットは、新たな手法でアートやカルチャーを発信する。

画像:©Romain Ricard

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韓国 リテールショップ デザイン情報

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ストリートカジュアルブランドmahagridのブランド体験ができる初めての店舗が2024年2月にオープンした。mahagridを直観的に連想させる大胆なパターン模様をメインの仕上げ材として選定し、ブランドの都市的な感性を表現するために、互いに異なるパターンと様々な色や質感を空間に用いている。ここだけの素材と形が調和し合い、インテリアが際立つ空間が完成した。
ブルートーンをブランドのシグネチャーカラーとして掲げ、デザイン要素を加えたLookast Hannamのショールーム。一色だけに依存せず、片側の壁と全体の床には濃いブルーを、残りはホワイトと薄いブルーで統一感を与えながらも細かいカラーの差異を設け内装を完成させた。天井全面の照明から突き出た梁と、ハンガーラックは金属で制作したものを採用し空間全体のバランスを整えた。

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イギリス レストラン デザイン情報

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ベイルートで考案、開発されたコンセプトのMeat the Fishが、ロンドンで最初の営業を開始した。デザインは地中海とアジアの影響を受けた料理の融合を反映。チェルシーのカドガン・ガーデンズに位置するこのレストランは、4階建てのビルの地上階と地下階にまたがっている。内装は、ダイニングエリア、中央のバー、ラウンジの3つのゾーンで構成され、統一されたフローリングと木格子の天井で空間が連なっている。蟹の断面を模した彫刻的なバーが空間を演出、歪んだイメージを映し出し、ダイナミックな動きを加える。ダイニングエリアには、Souraya Haddadによる浮き彫りのセラミック暖炉が設置され、ラウンジには鏡張りの壁と野生動物の姿を描いたテキスタイル壁画をアクセントに用いた。階下の化粧室は、モザイクタイル、ウニのペンダントランプ、ウッドパネルでデザインテーマを表現することで、調和のとれた地下空間に仕上がった。

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