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大阪中之島美術館「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー」

20世紀前半に活躍したスイスの美術家カール・ヴァルザーの日本初となる回顧展が開催されます。20歳代からの約四半世紀をドイツの首都ベルリンで過ごし、象徴主義や印象主義など新しい芸術潮流に触れながら、優美な線や色彩に深い意味を潜ませた独自の画風を築きました。画家としてベルリン分離派の中枢を担う一方で、舞台美術家としても活躍し、書籍の挿絵や室内装飾、壁画も手がけるなど多彩な活動を展開しました。

カール・ヴァルザー 《人形の乳母車と少女》 1905年以前 新ビール美術館

1908年(明治41)には日本を旅行し、京都の宮津をはじめ各地に滞在。歌舞伎や祭など明治期の日本の風俗や風景を生き生きと描いています。こうした日本での体験は、彼の作品に新たな視点と表現をもたらしました。また、舞台美術の分野では演出家マックス・ラインハルトと協働し、衣装や舞台装置のデザインを手がけるなど、その才能は多方面で発揮されています。
生前の人気にもかかわらず長らく歴史の闇に埋もれていたヴァルザーは、祖国スイスでも近年に再評価が始まったばかりです。本展は日本初の回顧展であり、出品作すべてが日本初公開です。初期の絵画から日本滞在期の作品、挿絵や舞台美術に至るまで、創作の軌跡を絵画や素描など約150点で紹介し、その豊かな芸術世界に迫ります。

カール・ヴァルザー 《森》 1902-1303年 新ビール美術館

カール・ヴァルザー 《歌舞伎の女形[阿古屋](《歌舞伎の一場面》のための習作)》 1908年 ベルン美術館(友の会) © Kunstmuseum Bern

大阪中之島美術館 「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー」

会期:2026年7月4日(土)〜9月27日(日)
場所:大阪中之島美術館 4階展示室
開館時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日、7月21日(火)
※7月20日(月・祝)、8月10日(月)、8月24日(月)、8月31日(月)、9月7日(月)、9月14日(月)、9月21日(月・祝)は開館
料金:一般1800円/高大生1300円/小中生500円
URL:https://nakka-art.jp/exhibition-post/karlwalser-2026/


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