本展は武蔵野美術大学、東京造形大学、多摩美術大学においてブロンズ彫刻を学び
追求する学生のグループ展である。
長くない在学期間でブロンズ彫刻の5000年を見渡し、そして自らの彫刻が持ちうる
時間軸をその先端に接続するという至難の業に挑む学生たち。若さゆえまだ定まらぬ
視座ではあるが、砂埃舞う鋳物場で彼らはその眼と腕で芸術の萌芽を捕まえた。
若者たちはそれを溶湯に溶かし、一気呵成に鋳型へと注ぐ。
ここに集まった彼、彼女らはそれぞれの「走り続ける今」をブロンズの肉体へ流し
込み、「永遠」へと変換したのだ。
今日あなたがこの画廊で出会うのは、ブロンズ彫刻史の切っ先に立つ若きブロンズ
至上主義者六人である。
企画 伊藤一洋
会期:2025年9月6日(土)- 9月28日(日)
会場:プラザ・ギャラリー
休廊:月・火・水曜日
時間:11:00〜18:00
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矢野修平(やのしゅうへい)
武蔵野美術大学大学院2年
1994年生まれ
兵庫県出身
グループ展
2025年 「/be」Yellowren Art Space(東京)
佐々木 里桜(ささきりお)
武蔵野美術大学大学院1年
2000年生まれ
神奈川県出身
個展
2024年 夢を見ないために 8cho8ma gallery(東京)
グループ展
2024年 不透明な直線 ギャラリーいちょうの木(東京)
2024年 逸脱展 武蔵野美術大学(東京)
2025年 2024年度武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展(東京)
撮影 木暮伸也
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織田 花香里(おだかがり)
武蔵野美術大学大学院1年
2002年生まれ
埼玉県出身
グループ展
2023年 芸術総合高校19期展 「RE」 所沢駅東口市民ギャラリー(埼玉)
小平アートサイト「とんつととん」 小平中央公園(東京)
2024年 芸術総合高校卒業生展「HR」 所沢駅東口市民ギャラリー(埼玉)
不透明な直線 ギャラリーいちょうの木(東京)
逸脱展 武蔵野美術大学(東京)
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堀澤 陽樹(ほりさわはるき)
東京造形大学大学院2年
2000年生まれ
徳島県出身
グループ展
2024年 「ZOKEI展」東京造形大学(東京)
2024年 「第47回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」 国立新美術館(東京)
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山本衣織(やまもといおり)
多摩美術大学大学院2年
2001年生まれ
浜松市出身
個展
2025年 「啓蟄の宴」 TAKEO 浅草本店、(東京)
グループ展
2019年 「平成の日常展」 鴨江アートセンター(静岡)
2022年 「多摩美術大学彫刻学科 3 年生展示 通過点」 横浜市民ギャラリー(神奈川)
「彗星接近奔放娘」 多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(東京)
2023年 「look!」 多摩美術大学塑像彫刻棟群(東京)
2024年 「東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」 国立新美術館(東京)
「CAC406」 多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(東京)
「りょう手のひらの彫刻展」 Gallery KINGYO(東京)
「多摩美術大学大学院彫刻専攻選抜展 『すぐには届かないシナプスの香り』」 渋谷ヒカリエ 8/COURT(東京)
「15th Shoebox Sculpture Exhibition」 國立台灣藝術大學 & 台北レッドゴールドギャラリー(台湾)
2025年 「セントリペタルIII」 Gallery K(東京)
「INSECTS」 SASAI FINE ARTS(東京)
「2025 草原展 立体の部」 Gallery KINGYO(東京)
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大野修太郎(おおのしゅうたろう)
多摩美術大学彫刻学科4年
2003年生まれ
東京都出身
プラザ・ギャラリー 「Young Bronze Sculptors」
会期:2025年9月6日〜9月28日
場所:プラザ・ギャラリー(東京都調布市仙川町1-25-2)
開館時間:11:00〜18:00
料金:無料
休廊:月・火・水曜
URL:http://www.plaza-gallery.com/