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アートギャラリー・美術館情報 - 2026年6月おすすめ展覧会

2026年6月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどをご確認のうえ、ご来館ください。

21_21 DESIGN SIGHT 「ガウディ:未来をひらく窓」
建築家アントニ・ガウディの創造的な世界に迫る展覧会「ガウディ:未来をひらく窓」が開催されます。独自の建築思想や芸術と技術への探究心をもとに、多彩な窓を設計したガウディ。本展では、窓メーカーYKK APが長年にわたり収集してきた研究成果や模型、共同研究の一部などを紹介します。バルセロナの世界遺産パラウ・グエルで開催された展覧会と同じコンセプトを継承しながら、21_21 DESIGN SIGHTならではの展示構成で展開。建築における「総合」と「調和」を追求したガウディの発想や、革新的な窓の魅力を体感できる機会です。
会期:2026年5月16日(土)〜7月12日(日)
場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
開館時間:10:00〜19:00
休館日:5月26日(火)、6月23日(火)
料金:無料
URL:https://www.ykkapglobal.com/ja/satellite/window-future/gaudi/

東京国立近代美術館 所蔵作品展「MOMAT コレクション」
東京国立近代美術館で所蔵作品展「MOMAT コレクション」が開催されます。今回は企画展「杉本博司 絶滅写真」に関連して初公開となる「スギモトノート」を紹介するほか、河原温、漆原秀子、前本彰子、横溝静らの新収蔵作品も公開されます。また、生誕120周年を迎える長谷川三郎に焦点をあてた小企画では、画家としてだけでなくキュレーターとしての側面にも注目します。さらに藤田嗣治《五人の裸婦》やセザンヌ、ボナール、クレー、奈良美智らの名品も展示。会期ごとに作品が大きく入れ替わるコレクション展ならではの、多彩な近現代美術を楽しめます。
会期:2026年5月26日(火)〜9月13日(日)
場所:東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー4階〜2階
開館時間:10:00〜17:00(金曜・土曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(7月20日は開館)、7月21日(火)
画像クレジット:萬鉄五郎《裸体美人》1912年、重要文化財
URL:https://www.momat.go.jp

十和田市現代美術館 企画展「椿昇 フリーダムー像(ゾウ)と生きる」
現代美術家・椿昇による個展「フリーダムー像(ゾウ)と生きる」が開催されます。巨大生命体の造形を通して現代社会に問いを投げかけてきた椿昇。本展では、新たに制作される地上最大の哺乳類「ゾウ」を中心に、私たちが見て見ぬふりをしがちな日常の行為や思考を見つめ直します。展示室には巨大バルーン作品《the Elephant in the Room》が登場するほか、《アッタ》誕生の軌跡をたどる特別展示も十和田のまちなかで展開されます。「自由であること」とは何かを問いかける作品群を通して、社会との関わり方を考える展覧会です。
会期:2026年6月6日(土)〜11月8日(日)
場所:十和田市現代美術館
開館時間:9:00〜17:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)※8月3日、10日は開館
料金:一般1,800円(常設展含む)、団体1,600円、高校生以下無料
画像クレジット:メインビジュアル デザイン:美山有
URL:https://towadaartcenter.com

ポーラ ミュージアム アネックス 企画展「Worlding−No Oars, No Shore,」
上田暁子、石塚元太良、森本啓太によるグループ展「Worlding−No Oars, No Shore,」が開催されます。「世界はどのように立ち現れるのか」を出発点に、3名の作家がそれぞれ異なる表現で世界との関係を探ります。上田は色彩や形態の変化を通して像が現れては崩れる過程を描き、石塚は写真表現を起点に光や素材の可能性を拡張します。森本は古典絵画を参照しながら都市風景を描き、現代と歴史を重ね合わせます。異なる視点から生まれる三つの世界を体験することで、新たな見方や関係性に出会える展覧会です。
会期:2026年6月12日(金)〜7月5日(日)
場所:ポーラ ミュージアム アネックス
開館時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:会期中無休
料金:無料
URL:http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/

ポーラ美術館 開館25周年記念プログラム「コレクション・シネマ」
ポーラ美術館では、開館25周年を記念して新収蔵作品から選ばれた映像作品2点を前期・後期に分けて紹介します。前期はクリスチャン・マークレーによる《ドア》を初公開。世界各地の映画に登場するドアのシーンが滑らかにつながる映像世界が広がります。後期にはゲルハルト・リヒターの《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》を初公開。絵画をもとに制作された没入感のある映像インスタレーションを楽しめます。同時開催の企画展とあわせて鑑賞できる特別プログラムです。
会期:2026年6月17日(水)〜2027年4月7日(水)
場所:ポーラ美術館 展示室3
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:2026年12月1日(火)
料金:大人2,200円/大学・高校生1,700円/中学生以下無料
画像クレジット:クリスチャン・マークレー《ドア》2022年 © Christian Marclay
URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/collection-cinema/

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 企画展「山室眞二の薯版画〈かまくら博物誌〉/併陳 コレクション 暮らしの中で」
山室眞二は、じゃがいもを版として用いる独自の「薯版画」を50年以上にわたり追究してきた作家です。本展では、これまで制作された代表作に加え、装幀を手がけた書籍や新作《志村ふくみの言葉 百葉筥》も展示されます。植物や虫、鳥など鎌倉で出合った自然を題材にした作品には、限られた時間しか使えない版を重ねながら生み出された繊細な表現が広がります。小さなじゃがいもから生まれる豊かな世界を通して、自然へのまなざしや版画表現の奥深さに触れられる展覧会です。
会期:2026年5月30日(土)〜9月27日(日)
場所:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月20日、9月21日を除く)
料金:一般700円ほか
画像クレジット:山室眞二《ツバメ》2025年 薯版、紙 作家蔵 撮影:鈴木静華
URL:https://tinyurl.com/2k85exha

神奈川県立近代美術館 葉山 企画展「もはやない国のかつてない光 東ドイツの女性写真家たち」
東西に分断されたドイツの歴史を背景に、東ドイツで活動した15人の女性写真家を紹介する展覧会です。1990年の再統一によって消滅した東ドイツでは、多くの女性写真家が社会や日常を独自の視点で記録し、優れた芸術表現を生み出しました。しかし、その功績は長らく十分に評価されてきませんでした。本展ではスヴェン・ヘアマン氏のコレクションを中心に、写真家たちが見つめた社会や暮らしの風景を紹介します。歴史と個人の視点が交差する写真作品を通して、新たな写真史の一面に触れられる機会です。
会期:2026年6月13日(土)〜8月30日(日)
場所:神奈川県立近代美術館 葉山
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月20日を除く)
料金:一般1,200円ほか
画像クレジット:ジビレ・ベルゲマン《アネッテとアンゲラ、ルストガルテン、ベルリン、1982年》1982年
URL:https://www.moma.pref.kanagawa.jp/

東京都写真美術館 企画展「出光真子 おんなのさくひん――ある映像作家の自伝」
日本の実験映画およびビデオアートを切り開いた出光真子の大規模回顧展が開催されます。1960年代から女性の生き方や家族、メディアと社会の関係をテーマに作品を発表してきた出光真子。テレビドラマの手法を取り入れながら、母と子、夫婦関係、女性の社会的役割などを独自の視点で描いてきました。本展では東京都写真美術館が収蔵するフィルムやビデオ作品、主要なインスタレーション作品を通して、創作活動の全貌を紹介します。今日のジェンダーや身体をめぐる議論とも響き合う展覧会です。
会期:2026年6月18日(木)〜9月21日(月・祝)
場所:東京都写真美術館
開館時間:10:00〜18:00(木・金は20:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金:一般700円/学生560円/高校生・65歳以上350円
画像クレジット:《Still Life》1993–2000年 ミクストメディア 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
URL:https://topmuseum.jp

東京都現代美術館 企画展「MOT コレクション はじめて、びじゅつ」
約6,100点の収蔵作品を誇るMOTコレクションから、「はじめて、びじゅつ」をテーマに構成された展覧会です。「身のまわりから始めてみる」「初めて見るってどういうこと?」「作品の生まれるところは?」などの問いを通して、美術に親しむきっかけを提案します。新収蔵作品も交えながら、初めて美術館を訪れる人からリピーターまで、それぞれの視点で作品と出会える内容となっています。身近な疑問を入口に、美術の楽しみ方や作品との向き合い方を発見できる展覧会です。
会期:2026年4月28日(火)〜8月16日(日)
場所:東京都現代美術館 コレクション展示室
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(5月4日、7月20日は開館)、5月7日、7月21日
料金:一般500円/大学生・専門学校生400円ほか
URL:https://tinyurl.com/2ws84xcf

福田美術館 企画展「若冲にトリハダ!野菜もウリ!」
伊藤若冲の新たな魅力に迫る展覧会が開催されます。本展では、2023年に存在が確認された《果蔬図巻》と、その約1年後に制作された重要文化財《菜蟲譜》を修理完了後初めて並べて公開します。さらに若冲最初期の《蕪に双鶏図》や、新たに収蔵された《老松白鶴図》など、新出作品9点を含む約40点を展示。あわせて与謝蕪村や円山応挙、長沢芦雪ら同時代の画家たちの作品も紹介されます。若冲芸術の魅力と広がりを多角的に楽しめる貴重な機会です。
会期:2026年4月25日(土)〜7月5日(日)
場所:福田美術館
開館時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日:5月12日、6月2日、6月16日
料金:一般1,500円、高校生900円、小・中学生500円ほか
URL:https://www.fukuda-art-museum.jp

森美術館 「ロン・ミュエク展」
超写実的な人体彫刻で国際的に知られるロン・ミュエクの大規模個展が開催されます。人間とは何か、感情とは何かという普遍的なテーマを探究し続けるミュエクは、孤独や不安、老いへの畏れといった感情を驚くほど精巧な人体表現によって描き出してきました。本展では大型インスタレーションを含む代表作を紹介し、見る者に強い存在感と深い共感をもたらします。実物以上にリアルとも感じられる彫刻表現を通して、人間の内面や身体へのまなざしを見つめ直す機会となるでしょう。
会期:2026年4月29日(水・祝)〜9月23日(水・祝)
場所:森美術館
画像クレジット:ロン・ミュエク《イン・ベッド》(2005) 所蔵:カルティエ現代美術財団
URL:https://tinyurl.com/yse65r7x

rin art association 企画展「東島毅個展『そらにいく - Painting Paradiso』」
東島毅による個展「そらにいく - Painting Paradiso」が、2026年6月7日から8月9日まで開催されます。「曖昧な美徳」をテーマに制作を続ける東島毅の作品は、身体と空間の対峙から生まれ、移ろいゆく刹那的な空気や場と時の記憶を映し出します。本展では、3フロアからなるギャラリースペースの構造を活かし、鑑賞者を空へと誘う垂直の旅を演出。1階では重力と身体の格闘から生まれた大作、2階では光が滲む色彩と象徴的な一本の糸、3階では自然光の中で重力から解放された絵画が展開されます。階を上るごとに絵画は地から空へと移行し、「描かれたもの」から「存在する状態」へと変容していく体験を味わえる展覧会です。
会期:2026年6月7日(日)〜8月9日(日)
場所:rin art association
開館時間:11:00〜19:00
URL:https://rinartassociation.com/

アーティゾン美術館 企画展「『エットレ・ソットサス – 魔法がはじまるとき、デザインは生まれる』展・『瀧口修造 書くことと描くこと』展」
アーティゾン美術館で、20世紀イタリアデザインを代表するエットレ・ソットサスの日本初となる大回顧展と、詩人・美術批評家として活躍した瀧口修造の多彩な創作活動を紹介する二つの展覧会が開催されます。ソットサス展では、石橋財団が所蔵する100点を超えるコレクションを中心に、その革新的なデザインの軌跡をたどります。一方、瀧口修造展では、収蔵作品を中心に詩作や美術批評、造形作品など約120点を展示し、その幅広い表現世界を再考します。デザインと美術、言葉と造形が交差する二大展として、アーティゾン美術館の夏を彩る注目の企画です。
会期:2026年6月23日(火)〜10月4日(日)
場所:アーティゾン美術館
開館時間:10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで)
画像クレジット:エットレ・ソットサス《カールトン》1981年(デザイン)/1981年(製作:メンフィス・ミラノ)、石橋財団アーティゾン美術館 © Erede Ettore Sottsass
URL:https://tinyurl.com/yy6xexp4

AWASE gallery 企画展「AWASE gallery 1st Anniversary」
2026年6月に開設1周年を迎えるAWASE galleryで、これまでギャラリーの歩みに関わってきたアーティストによるグループ展「AWASE gallery 1st Anniversary」が開催されます。本展は、通常の展示会場であるAWASE galleryに加え、プロジェクトスペースOnの2会場を使用し、それぞれ異なる雰囲気の展示空間で構成されます。イ・ウヌ、彌永ゆり子、梅原義幸、太田桃香、上條陽斗、永山祐子、西田彩乃、山田康平ら多彩な作家が参加し、これまでの活動を振り返るとともに、新たな表現との出会いを楽しめる内容となっています。ギャラリーの節目を祝う記念展として注目されます。
会期:2026年6月6日(土)〜6月21日(日)
場所:AWASE gallery
開館時間:12:00〜19:00
URL:https://tinyurl.com/48cfunbv

HERALBONY LABORATORY GINZA Gallery 企画展「メブキ Budding」
HERALBONY Art Prize 2024の初代グランプリ受賞作家・浅野春香による個展「メブキ Budding」が開催されます。本展は、前回個展「ヒョウカ Evaluation」に続く巡回展として開催され、受賞作《ヒョウカ》の先にある新たな表現として生まれた《メブキ》を中心に紹介します。米袋のシワや破れといった素材の痕跡を生かしながら、緻密なドローイングによって独自の世界を描く浅野春香。生命や病気をテーマとした作品群を通して、芽吹くように広がる創作の現在地に触れられる展覧会です。会期初日にはライブペインティングも予定されています。
会期:2026年6月13日〜8月10日
場所:HERALBONY LABORATORY GINZA Gallery
画像クレジット:《メブキ》2026 画材|ポスカ、米袋
URL:https://artprize.heralbony.jp/


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