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アートギャラリー・美術館情報 - 2025年12月おすすめ展覧会

2025年12月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどをご確認のうえ、ご来館ください。

東京都現代美術館 「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」

東京都現代美術館では、コンセプチュアル・アートの旗手ソル・ルウィットの、日本の公立美術館では初となる個展を開催します。1960年代以降、作品制作の中心に「アイデア」を据えたルウィットは、ウォール・ドローイングや立体、平面、アーティスト・ブックなど多様な形式を通じて独自の表現を展開しました。本展では6点のウォール・ドローイングを含む代表的な作品群を通して、思考の構造とプロセスを空間的に体感できます。色彩と形態が生むリズムを辿りながら、ルウィットの創造原理に迫る貴重な機会となっています。


会期:2025年12月25日(木)–2026年4月2日(木)
会場:東京都現代美術館 企画展示室1F(東京都江東区三好4-1-1)
開館時間:10:00–18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(1月12日、2月23日は開館)、12月28日–1月1日、1月13日、2月24日
料金:一般1,600円/大学生・専門学校生・65歳以上1,100円/中高生640円/小学生以下無料
主催:東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:The Estate of Sol LeWitt
URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/LeWitt/

東京都美術館 「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」

本展は、フィンセント・ファン・ゴッホの作品がどのように守られ、現在へと受け継がれてきたのかに焦点を当てるものです。弟テオ、その妻ヨー、息子フィンセント・ウィレムへと連なる家族の歩みをたどりながら、ファン・ゴッホ美術館が所蔵する油彩や素描、日本初公開となる手紙4通を含む30点以上の作品を紹介します。家族の献身によって世界へ広がった画家の夢と、その創作の軌跡を静かに体感できる展覧会です。


会期:2025年9月12日(金)〜2025年12月21日(日)
会場:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
開館時間:記載なし
休館日:記載なし
料金:記載なし
主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
協力:NISSHA、オランダ王国大使館、KLMオランダ航空
URL:https://gogh2025-26.jp/

豊田市美術館 「開館30周年記念コレクション展 VISION 星と星図」

開館30周年を迎える豊田市美術館で開催される本展は、コレクションを新たな視点から捉え直し、全4期を通じて再構成するプロジェクトの一環です。第挟では、日本の戦後美術を牽引した集団的な動向と、独自の時間軸で制作を続けた作家たちの仕事を二つの軸として紹介。寺内曜子《パンゲア Red Square Line》の再展示や、迎英里子による新作インスタレーション、宮脇綾子やウィーン工房の女性作家による作品など、多彩な表現が「星図」のように響き合う場が生まれます。


会期:2025年10月4日(土)〜2025年12月21日(日)
会場:豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1)
開館時間:10:00〜17:30(入場は17:00まで)
休館日:月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)
料金:一般300円[250円]、高校・大学生200円[150円]、中学生以下無料([]内は20名以上の団体料金、減免対象者は公式サイト参照)
主催:豊田市美術館
画像クレジット:齋藤 義重《複合体95》1995年 豊田市美術館蔵
URL:https://www.museum.toyota.aichi.jp

横浜美術館 「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」

リニューアルオープンを迎える横浜美術館で、日本と韓国のアートの歩みを俯瞰する大規模展が開催されます。1965年の日韓国交正常化から60年という節目にあわせ、国立現代美術館との共同企画として50組以上の作家による約160点の作品が集結。戦後1945年以降の両国の関係史を、絵画や映像、インスタレーションなど多様な表現を通じて読み解きます。日本初公開作品や本展のための新作も並び、互いを「となり」に感じる新たな視座を提示します。


会期:2025年12月6日(土)〜2026年3月22日(日)
会場:横浜美術館
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:木曜日、12月29日〜1月3日
料金:一般2,000(1,900)円、大学生1,600(1,500)円、中高生1,000(900)円、小学生以下無料
主催:記載なし
協力:記載なし
URL:https://yokohama.art.museum/

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 「知覚の大霊廟をめざして――三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」

メディア・アートの先駆者・三上晴子の没後10年を機に、そのインタラクティヴ・インスタレーションに焦点を当てる展覧会が開催されます。修復後初公開となる《欲望のコード》や、ICCの無響室設置の契機となった《存在、皮膜、分断された身体》の修復プロジェクトなど、1990年代後半以降の代表作を通して、身体と知覚、テクノロジーと世界との関係を再考します。観客の動きや感覚を取り込みながら立ち上がる作品群は、現在のメディア環境を問い直す場ともなるでしょう。


会期:2025年12月13日(土)〜2026年3月8日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA、B
開館時間:11:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月5日)、ビル保守点検日(2月8日)
料金:一般1,000円(900円)、大学生800円(700円)※( )内は15名以上の団体料金、各種割引あり
主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
協力:記載なし
URL:https://www.ntticc.or.jp/

水戸芸術館現代美術ギャラリー 「磯崎新:群島としての建築」

2022年末に逝去した建築家・磯崎新を顕彰する国内初の大規模回顧展が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催されます。都市や建築のみならず、美術や思想までを横断しながら構想された多様なプロジェクトを、「群島」としての広がりの中で紹介。模型や図面、スケッチ、インスタレーションなどから、20世紀を代表する建築家の思考の軌跡を俯瞰します。自身が設計した水戸芸術館を舞台に、建築を超えて展開した磯崎の全貌に迫る貴重な機会です。


会期:2025年11月1日(土)〜2026年1月25日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(11月3日、11月24日、1月12日は開館)、年末年始(12月27日〜1月3日)、臨時休館日(11月4日、11月25日、1月13日)
料金:一般900円、団体(20名以上)700円/高校生以下・70歳以上・障がい者手帳所持者と付添1名は無料/年間パス2,000円/「ファーストフライデー」対象日は学生・65〜69歳100円(要証明書)
主催:水戸芸術館現代美術ギャラリー
画像クレジット:《つくばセンタービル》1983年竣工、竣工写真、1983年、©Kochi Prefecture, Ishimoto Yasuhiro Photo Center Photo: Yasuhiro Ishimoto
URL:https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5359.html

21_21 DESIGN SIGHT 「デザインの先生」

情報環境や社会構造が大きく変化する現代において、20世紀を代表するデザインの巨匠たちを「デザインの先生」として紹介する企画展です。グラフィックやプロダクト、建築など多様な分野で活躍したデザイナーたちの足跡をたどり、その思考と実践から未来へのヒントを探ります。強い信念と希望をもって時代を切り拓き、新たな視点を社会にもたらした「先生たち」との出会いを通して、デザインが持つ想像力と可能性をあらためて考える場となります。


会期:2025年11月21日(金)〜2026年3月8日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
開館時間:記載なし
休館日:記載なし
料金:記載なし
主催:21_21 DESIGN SIGHT
協力:記載なし
URL:https://www.2121designsight.jp

岡山県立美術館 「平子雄一展 ORIGIN」

岡山県立美術館で開催される「平子雄一展 ORIGIN」では、絵画や立体、インスタレーションなど多彩な表現を通して、植物や自然と人間との関係を見つめる平子雄一の世界が展開されます。新作《Lost in Thought : Origin》をはじめ、生命感あふれるモチーフと繊細な色彩による作品群は、私たちの身のまわりにある自然の気配を鮮やかに浮かび上がらせます。会期終盤には公式カタログの刊行やサイン会、グッズ購入特典なども予定され、作品とともに作家の思考に触れられる機会となっています。


会期:2025年9月16日(火)〜2025年11月9日(日)
会場:岡山県立美術館 地下展示室
開館時間:9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:記載なし
料金:一般1,500円、65歳以上・大学生1,300円、高校生以下無料
主催:岡山県立美術館
画像クレジット:《双炎の碧き城》
URL:https://okayama-kenbi.info/exh-20250916-hirako/

東京都現代美術館 「マルチプル_セルフ・ポートレイト/中西夏之 池内晶子 ― 弓形とカテナリー」

開館30周年を迎えた東京都現代美術館のコレクションから、新収蔵作品を軸に作家たちの活動に光を当てる二つの展示が行われます。「マルチプル_セルフ・ポートレイト」では、名画や歴史、日常生活などを媒介に描き出される複数の自己像を多角的に紹介。「中西夏之 池内晶子 ― 弓形とカテナリー」では、中西と池内による新収蔵作品や現地制作のインスタレーションを通して、身体を起点に世界の広がりを捉える表現が展開されます。


会期:2025年12月25日(木)〜2026年4月2日(木)
会場:東京都現代美術館 コレクション展示室
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(1月12日、2月23日は開館)、12月28日〜1月1日、1月13日、2月24日
料金:一般500円、大学生・専門学校生400円、高校生・65歳以上250円、中学生以下無料
主催:東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:記載なし
URL:https://tinyurl.com/3tm8vuek

PARCO MUSEUM TOKYO 「交差線」

新進気鋭のアーティスト・江上越による新作個展「交差線」が、PARCO MUSEUM TOKYOで開催されます。本展は作品集出版を記念するもので、収録作品の中から選ばれた肖像画を中心に展示。田名網敬一や星街すいせいなど、作家とゆかりのある人物たちが、力強い線と鮮やかな色彩によって描き出されます。会場デザインは建築家・クマタイチが手がけ、江上作品の世界観を立体的に体験できる空間として構成されます。


会期:2025年12月5日(金)〜2025年12月22日(月)
会場:渋谷PARCO 4F PARCO MUSEUM TOKYO
開館時間:11:00〜21:00
休館日:記載なし
料金:記載なし
主催:PARCO MUSEUM TOKYO
URL:https://tinyurl.com/s8kjrmxr

ポーラ美術館 「HIRAKU Project Vol.17 ヤマダカズキ『地に木霊す』」

ポーラ美術館のHIRAKU Project Vol.17では、細かく砕いた石やタイル、ズマルトを用いたモザイク技法を基盤に制作するヤマダカズキの創作を紹介します。石を割る反復行為を“木霊”になぞらえた作品群は、民話や神話、地域に伝わる物語を通して、曖昧さや不可視の世界へのまなざしを呼び起こします。代表作に加え、箱根の伝承をもとにした新作《箱根山の天邪鬼》など、過去最大規模となるモザイク作品が展示され、土地に宿る記憶を可視化する試みが展開されます。


会期:2025年12月13日(土)〜2026年5月31日(日)
会場:ポーラ美術館 1F アトリウム ギャラリー
開館時間:記載なし
休館日:記載なし
料金:記載なし
主催:ポーラ美術館
画像クレジット:記載なし
URL:https://tinyurl.com/kjk3b6hy


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