アートギャラリー・美術館情報 - 2026年7月おすすめ展覧会

2026年7月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどをご確認のうえ、ご来館ください。

国立新美術館 「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」
20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソと、英国人デザイナーのポール・スミスが出会う展覧会です。パリの国立ピカソ美術館所蔵作品をもとに、ポール・スミスが会場構成を手がけ、独自の色使いやデザインでピカソの世界を再解釈します。約80点の作品を通して、芸術とデザイン、そして創造と遊び心が交差する空間を体感できます。巨匠ピカソの作品を新たな視点から楽しめる内容となっており、美術ファンはもちろん、デザインに興味のある方にもおすすめの展覧会です。
会期:2026年6月10日(水)〜9月21日(月・祝)
場所:国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで、入場は閉館30分前まで)
休館日:毎週火曜日(8月11日は開館、8月12日は休館)
料金:未定
画像クレジット:パブロ・ピカソ《読書》1932年、パリ国立ピカソ美術館(展示風景、2023年) © Vinciane Lebrun/Voyez-Vous, courtesy of the Musée National Picasso-Paris. © 2025-Succession Pablo Picasso-BCF (JAPAN)
URL:https://tinyurl.com/yrs4nbjv

国立西洋美術館 「版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト」
17世紀オランダを代表する巨匠レンブラントのエッチング表現に焦点を当てた展覧会です。レンブラント・ハウス美術館と国立西洋美術館のコレクションを中心に、国内外の作品や書籍を交えながら、エッチング技法の革新とその後世への影響を紹介します。レンブラントが重ねた実験的な試みや独創的な表現が、後の芸術家たちへどのような影響を与えたのかを、多角的な視点からたどることができる見応えある内容です。
会期:2026年7月7日(火)〜9月23日(水・祝)
場所:国立西洋美術館 企画展示室(東京都台東区上野公園7-7)
開館時間:9:30〜17:30(毎週金・土曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
画像クレジット:フレデリック・レガメー《『エッチングのパリ』誌ポスター》1876年 リトグラフ/青色紙 レンブラント・ハウス美術館
URL:https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2026rembrandt.html

あべのハルカス美術館 「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち ヴァルラフ=リヒャルツ美術館所蔵」
ケルン市ヴァルラフ=リヒャルツ美術館・コルブー財団のコレクションから、印象派を中心とした名品を紹介する展覧会です。マネやコロー、モネ、ルノワールをはじめ、セザンヌ、シニャック、マティス、ユトリロまで、42名の巨匠による約70点が集います。マネの《アスパラガスの束》やゴッホの《跳ね橋》など見どころも多く、画家同士の影響関係をたどりながら、近代絵画史の豊かな流れを楽しめます。
会期:2026年7月4日(土)〜9月9日(水)
場所:あべのハルカス美術館
開館時間:火〜金10:00〜20:00/月・土・日・祝10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:7月6日(月)
料金:一般2,100円(1,900円)、大高生1,700円(1,500円)、中小生500円(300円)
画像クレジット:作品はすべてヴァルラフ=リヒャルツ美術館・コルブー財団蔵 Wallraf-Richartz-Museum & Fondation Corboud, Cologne Photos: © RBA, Cologne
URL:https://www.ktv.jp/event/gogh_hanebashi

東京都写真美術館 「出光真子 おんなのさくひん――ある映像作家の自伝」
日本における実験映画およびビデオアートの先駆者・出光真子の創作活動を振り返る大規模な回顧展です。女性の生き方や家族、メディアと社会との関係をテーマにした作品を中心に、収蔵後初公開となる作品を含め、フィルムやビデオ、インスタレーションなど幅広い作品を紹介します。近年あらためて注目される出光真子の表現世界を通して、ジェンダーや身体、映像表現の可能性について考える機会となる展覧会です。
会期:2026年6月18日(木)〜9月21日(月・祝)
場所:東京都写真美術館
開館時間:10:00〜18:00(木・金は20:00まで、8月6日〜28日の木・金は21:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館)
料金:一般700円/学生560円/高校生・65歳以上350円
画像クレジット:《Still Life》1993–2000年 ミクストメディア 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
URL:https://topmuseum.jp

東京都美術館 「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱〜海を越えた江戸絵画」
東京都美術館開館100周年を記念して開催される展覧会です。大英博物館が所蔵する約4万点の日本美術コレクションの中から、喜多川歌麿《文読む遊女》や円山応挙《虎の子渡し図屏風》、葛飾北斎《万物絵本大全図》版下絵など、イギリスから初めて里帰りする作品を含む江戸絵画の名品を紹介します。歌麿、写楽、北斎、広重、国芳らによる浮世絵版画も展示され、日本美術が海外へ受け継がれてきた歴史と文化交流の歩みをたどることができます。
会期:2026年7月25日(土)〜10月18日(日)
場所:東京都美術館(東京・上野公園)
開館時間:9:30〜17:30(金曜日は20:00まで、入室は閉室30分前まで)
休館日:月曜日、10月13日(火)(8月10日、9月21日、10月12日は開室)
URL:https://daiei-ten2026.exhibit.jp/

東京国立近代美術館 所蔵作品展「MOMATコレクション」
東京国立近代美術館の所蔵作品を紹介する「MOMATコレクション」が開催されます。今回は、企画展「杉本博司 絶滅写真」に関連した初公開の「スギモトノート」をはじめ、河原温、漆原秀子、前本彰子、横溝静らの新収蔵作品を公開します。また、生誕120周年を迎える長谷川三郎に焦点を当てた小企画では、キュレーターとしての活動にも注目します。藤田嗣治《五人の裸婦》やセザンヌ、ボナール、クレー、奈良美智らの名品も展示され、多彩な近現代美術を楽しめる内容です。
会期:2026年5月26日(火)〜9月13日(日)
場所:東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー4階〜2階
開館時間:10:00〜17:00(金曜・土曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし7月20日は開館)、7月21日(火)
画像クレジット:萬鉄五郎《裸体美人》1912年、重要文化財
URL:https://www.momat.go.jp

大阪市立美術館 開館90周年記念特別展「水滸伝」
開館90周年を記念して開催される特別展です。中国四大奇書の一つ『水滸伝』をテーマに、北宋から清時代の中国美術と、江戸から現代までの日本美術を横断的に紹介します。北宋時代の山水画や歌川国芳の豪傑図をはじめ、書画や立体作品、版本など多彩な資料を通して、『水滸伝』が時代や地域を超えて受け継がれてきた魅力をひもときます。小説や映画、漫画、ゲームなど幅広い文化へ影響を与え続ける作品世界を、多角的に楽しめる展覧会です。
会期:2026年7月11日(土)〜9月6日(日)
場所:大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82)
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)※8月10日は開館
画像クレジット:歌川国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之一個 九紋龍史進 跳澗虎陳達》文政10年(1827)頃 個人蔵
URL:https://www.osaka-art-museum.jp/

大阪中之島美術館 「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー」
20世紀前半に活躍したスイスの美術家カール・ヴァルザーの日本初となる回顧展です。約四半世紀を過ごしたベルリンで、象徴主義や印象主義などの新たな芸術潮流に触れながら築き上げた、優美な線と色彩による独自の表現を紹介します。舞台美術や挿絵、室内装飾など幅広い分野で活躍した創作の軌跡を、絵画や素描など約150点でたどります。出品作品はすべて日本初公開となり、ヴァルザー芸術の魅力を存分に味わえる展覧会です。
会期:2026年7月4日(土)〜9月27日(日)
場所:大阪中之島美術館 4階展示室
開館時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日、7月21日(火)※7月20日、8月10日・24日・31日、9月7日・14日・21日は開館
料金:一般1,800円/高大生1,300円/小中生500円
URL:https://nakka-art.jp/exhibition-post/karlwalser-2026/

大阪市立東洋陶磁美術館 特別展「MOCOコレクション オムニバス ―初公開・久々の公開― PART2」
本展では、ほとんどが初公開となる茶道具を中心とした「松惠コレクション」の作品をはじめ、久々の公開となる古伊万里コレクションや、濱田庄司作品を中心とした「堀尾幹雄コレクション」、中国・景徳鎮窯で日本向けに制作された古染付、朝鮮時代の水滴コレクションなどをオムニバス形式で紹介します。それぞれのコレクションの魅力を通して、東アジア陶磁の豊かな歴史と美意識に触れられる展覧会です。
会期:2026年4月11日(土)〜8月2日(日)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、5月7日、7月21日(祝日の5月4日・7月20日、4月27日・7月27日は開館)
料金:一般1,600円、高校生・大学生800円
URL: https://www.moco.or.jp/exhibition/upcoming/?e=659

愛知県美術館 「中日新聞社創業140年記念 スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」
近年世界的な注目を集める北欧美術の中でも、スウェーデン絵画に焦点を当てた日本初の展覧会です。スウェーデン国立美術館の全面協力のもと、19世紀末から20世紀初頭に制作された約80点を紹介します。フランスで写実主義や自然主義を学んだ画家たちが、故郷の風景や暮らしを詩情豊かに描いた作品を通して、スウェーデン美術の黄金時代をたどります。北欧ならではの光や自然、日常の美しさを感じられる展覧会です。
会期:2026年7月9日(木)〜10月4日(日)
場所:愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間:10:00〜17:00(金曜日は20:00まで、入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(7月20日、8月10日、9月21日は開館)、7月21日(火)、9月24日(木)
画像クレジット:ニルス・ブロメール《草原の妖精たち》1850年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo: Cecilia Heisser / Nationalmuseum
URL:https://www.swedishpainting2026.jp/

福田美術館 企画展「幸せになりたい!ー祈りの絵画ー」
“祈り”をテーマに、福田美術館で初めて「仏画」と「吉祥画」を中心に紹介する企画展です。人々は古くから絵に願いを託し、自分や大切な人の幸福、国の安寧などを祈ってきました。本展では、仏画の世界、吉祥画の世界に加え、「描くことは、誠実に生きたいと願う心の祈り」と語った東山魁夷の作品も紹介します。作品に込められた多様な祈りのかたちを通して、絵画が持つ精神性や美しさに触れられる展覧会です。
会期:2026年7月18日(土)〜9月6日(日)
場所:福田美術館
開館時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日:8月18日(火)
料金:一般・大学生1,500円(1,400円)、高校生900円(800円)、小中学生500円(400円)、障がい者と介添人1名まで各900円(800円)※()内は20名以上の団体料金、幼児無料
URL:https://fukuda-art-museum.jp/exhibition/202604134657

水戸芸術館現代美術ギャラリー 企画展「竹村 京 うごくせかい」
竹村京にとって過去最大規模となる個展です。「縫う」という行為を通して、時間の流れや記憶、喪失、修復をテーマに制作してきた代表作をはじめ、「修復」を施した作品群や、「天災」と「修復」をテーマにした新作インスタレーションを紹介します。さらに、水戸の街で参加者が「修復」の意味を考え実践するワークショップも開催されます。多彩な表現を通して、出来事やその記憶との向き合い方を考える機会となる展覧会です。
会期:2026年7月25日(土)〜10月12日(月・祝)
場所:水戸芸術館現代美術ギャラリーほか
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし9月21日、10月12日は開館)
料金:一般900円、団体(20名以上)700円/高校生以下・70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添い1名は無料
URL:https://tinyurl.com/2s4jawsu

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「スープはいのち」
衣食住の根源を「スープ」という身近な存在から見つめ直す企画展です。「衣」と「住」が身体を外側から包むものであるのに対し、「食」は身体を内側から満たすものという視点から、スープを入り口に衣食住の本質を探ります。五感を使って体験できる展示を通して、毎日の暮らしを支える「食」の意味や、人が生きることの根源についてあらためて考える機会となります。デザインならではの視点で楽しめる展覧会です。
会期:2026年3月27日(金)〜8月9日(日)
場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日(5月5日は開館)
料金:一般1,600円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
URL:https://www.2121designsight.jp

ポーラ文化研究所 50周年企画「よそおう わたし」 前期「鏡を見つめて」
ポーラ文化研究所50周年を記念して開催される企画展の前期展示です。「鏡」をテーマに、エトルリア時代の青銅製手鏡や、アール・ヌーヴォー様式の立鏡、江戸時代後期の鏡箱と鏡掛などを紹介します。時代や地域の異なる鏡を通して、人々が自分らしい姿や装いを思い描いてきた歴史をたどります。身近な道具である鏡から、美意識や化粧文化の変遷を知ることができる興味深い展覧会です。
会期:2026年4月10日(金)〜9月25日(金)
場所:ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー(東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F)
開館時間:木・金曜日11:00〜17:00(最終入室16:30)※木曜は一部予約制、7月23日はギャラリートークのため夜間特別開室
休館日:8月13日・14日
画像クレジット:女性像立鏡 1900年頃
URL:https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/gallery/

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 「ICCアニュアル2026 遺す/残る/受けとめる」
現代のメディア環境における多様な表現を紹介する「ICCアニュアル」の2026年開催展です。歴史と技術、メディアの関係に着目し、「遺す」「残る」という行為や、記録メディアに内在する選別や排除の構造、デジタル環境で流通するイメージのあり方を多角的に考察します。メディア・アート作品を通して、歴史や記憶をどのように受け継ぎ、未来へ伝えていくのかを問いかける展覧会です。
会期:2026年6月20日(土)〜11月8日(日)
場所:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーB(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階)
開館時間:11:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日、9月22日は開館)、保守点検日(8月2日)
料金:一般800円(700円)、大学生600円(500円)、無響室作品体験:一般・大学生200円、年間パスポート2,000円
画像クレジット:画像デザイン:寺井恵司
URL:https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2026/icc-annual-2026/

WALL_alternative『Between Us』
タイ出身で東京を拠点に活動するアーティスト/キュレーター、サリーナ・サッタポンによるキュラトリアル・プロジェクトです。MEET YOUR ART FESTIVAL 2025で発表された『Thailand, What's Going On』を発展させた内容で、タイと日本のアーティスト12組が参加します。絵画や映像、写真、インスタレーションなど15点以上を展示し、文化や身体、政治、記憶、アイデンティティなど多様なテーマを通して、「人と人とのあいだ」に生まれる感覚や関係性を探ります。また、「PERK SHOP」による植物の展示・販売や、「Studio 2525」とのコラボレーションによるポップアップショップも楽しめます。
会期:2026年6月27日(土)〜7月26日(日)
場所:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
開館時間:18:00〜24:00
休館日:月曜日
料金:入場無料
画像クレジット:Photo by Keizo Kioku
URL:https://avex.jp/wall/exhibition/566/


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